歯のはなしvol.24 子供たちの歯を健康にするために ~虫歯ってどうしてできるの~

更新日:2020年03月24日

 虫歯は何が原因かというと、お口の中にある虫歯菌(ストレプトコッカスミュータンス菌)が口の中に入ってきた砂糖を利用して、歯の表面にねばねばした物質を作ります。すると、そこに新たな虫歯菌がよりくっつきやすくなり、ついには細菌の集合体である歯垢を作ります。歯垢の中に住み着いた菌が、糖分を利用して、酸を作りその酸によって歯が溶かされたものが虫歯なのです。

 したがって、この前お話したように、一日の飲食回数が多いほど、歯の表面が酸でとかされる時間が長くなり、虫歯ができるのです。この酸も普通は唾液により流されるのですが、緊張してストレスがたまっていたり、高齢化や薬剤の影響により唾液の分泌が減少すると、虫歯ができやすくなるわけです。

 最近では、砂糖にかわりノンシュガーやキシリトールなどの代替糖分が出てきています。特にキシリトールは虫歯になりにくいとされています。

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