歯のはなしvol.22 子供たちの歯を健康にするために ~歯を強くするフッ素3~

更新日:2020年03月24日

フッ化物の応用方法には(1)フッ化物塗布(2)フッ素洗口法(3)フッ化物配合歯磨剤があります。今回はフッ素洗口法について説明します。

フッ素洗口法とは、歯ブラシ後に、低濃度のフッ素を使って洗口(ブクブクうがい)をする方法です。

1日1回30秒洗口し、そのあと1時間ほど飲食しないようにします。毎日法(0.05%)と週1回法(0.2%)の2通りがあり、毎日法のほうが1回あたりの濃度はより低くなります。

(1)と(3)に比べて、この方法は虫歯を予防する効果が非常に高いとされています。また学校などの集団に取り入れることも可能です。とはいえフッ素で虫歯がゼロというわけではありません。毎日の歯磨きによるプラークコントロール、おやつの回数制限、よく噛んで食べるなどの習慣も虫歯予防には大切です。

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