歯のはなしVol.13 不正咬合の種類 ~どう具合が悪いのでしょう~

更新日:2020年03月24日

 歯並びが悪いことを不正咬合といいますが、いろいろな種類があります。

  1. 叢生(乱ぐい歯、また八重歯も含む)
    最近好まれる柔らかい食事により顎が小さかったり、ひとつひとつの歯の大きさの和が顎に対して大きい場合に起こります。歯が重なっています。虫歯や歯周病になりやすい。
  2. 上顎前突(出っ歯)
    上の前歯あるいは上あご全体が前に出ている状態。前歯が出ているとぶつけたときに歯が折れたりしやすく、見た目にも良くない。唇をかむ癖などによりおこる。
  3. 下顎前突(受け口、反対咬合)
    下の前歯あるいは下あご全体が上の歯より前に出ている状態。食べものがよくかめないし、中顔面の発育が阻害され、見た目にも悪い。
  4. 開咬
    かみ合わせても上下の歯の間に隙間がある状態。指しゃぶりや舌を出す癖によりおこる。発音しにくい。他にもあるのですが代表的なものは以上です。早期に治療することにより、難しくなる前に治るものもあります。かかりつけ歯科医に相談してみましょう。(骨格的なもの、成長過剰などもあり、難易度には個人差があります。)

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