篠山の方言アラカルトーもっけ(むっけ)な顔してどないしたんじょ

更新日:2021年10月11日

あの震災以降サリンや円高、低迷する景気・・町ゆく人々の顔がどうも「もっけ(むっけ)」に見えてなりません。
この「もっけ(むっけ)」の説明はほんの洒落程度でいつかはしようと思っていましたが、あまりにもタイムリーで「ちょちけて(滅入るの意)」しまいます。
そもそも「もっけ(むっけとも言う)」はどことなくつまらない、とかやりきれないといったときの表情を指して使う言葉で、好物にありつけなかったり、目当てのゲームソフトがなかったときの子どもに対してよく使われます。それくらいの子ども達の「もっけ」なら「たらかす(ごまかす)」こともできますが、大人の「もっけ」はちょっとタチが悪い物です。ある程度人にはひらきなおりも必要でいつまでも「もっけ」を決め込んでも埒があきません。身近なところで明るい話題を探して「ぱーっと」やりたいもんです。
そうそうここ篠山ではあのデカンショ祭りが「ぱーっと」変わります。
「もっけな顔せんとみんなでデカンショやろかいな」