「世界の味めぐり ロシア」(令和3年12月2日学校給食献立)

更新日:2021年12月02日

ロシア料理 ビーツを利用したボルシチ

丹波篠山市の学校給食では、毎月1回程度、「世界の味めぐり」として、各国の代表する料理を献立で提供しています。

今日は、ロシア料理のボルシチです。ロシアといえば、おいしい料理が多いですが、その中でも日本人によく知られている料理がボルシチですね。
ボルシチは、世界三大スープの一つと言われており、ビーツの鮮やかな赤色が特徴的な見た目と肉や野菜がタップリと入ったスープです。

 

令和3年12月2日の丹波篠山市学校給食(東部学校給食センター)

令和3年12月2日献立写真(東部学校給食センター)

今日の献立は、アップルパン・牛乳、ボルシチ、ゆでたまご、野菜サラダです。

ロシアの人たちにとっては、寒い気候を利用して栽培するリンゴは、とても身近な果物です。献立には、パン屋さんにアップルパンを特別に焼き上げてもらいました。

りんごの果実から、とてもさわやかな甘みがでて、給食のパンととてもマッチします。

ロシア国旗

ロシア連邦 Russian Federation

 

ロシアといえば、いろいろ有名なものたくさんありますが、例えば、マトリョーシカ。

人形の中から、また人形が出てくるというロシアの民芸品です。マトリョーシカ

(写真は、Ttaotao7676によるphotoACからの画像)

 

センターへ納品されたビーツ

給食センターへ納品されたビーツ

まだ、皮がついているので、こんな色をしていますが、一皮むけば、真っ赤です。

ところでビーツという野菜は、見たことがありますか。

あまり、スーパーなどでは売られていないので、見た方も、食べられた方も、少ないのではないでしょうか。
下の写真のような野菜です。日本の赤かぶのようにも見えますね。

 

ビーツ

あまり見かけない野菜ですが、この丹波篠山の気候でも栽培できます。
下の写真は、丹波篠山市ですくすくと育っているビーツです。

 

ビーツの栽培

赤と緑の葉っぱも、食べることができます。

ボルシチのほかに、サラダや、その赤い色素を利用して、自然由来で食べ物を赤く染めたりして、食卓を華やかにすることもできます。

 

ちなみに、世界三大スープとは、なんというスープか知っていますか。

次の4つのスープが世界三大スープといわれています。

「3大スープ」なのに、実は4つのスープがあるなんておもしろいですね。 

中国の「フカヒレスープ」
タイの「トムヤムクン」
南フランスの「ブイヤベース」
ロシアの「ボルシチ」

 

 

子どもたちには、給食時間に学校給食センターから学校園に送っている献立情報として配っている「ランチタイム」で今日の献立の情報を伝えています。

世界の味めぐりロシア
ユーラシア大陸の北側、アジアからヨーロッパにまたがる世界で一番広い国です。日本の45倍もの広さですが、人口は日本とあまり変わりません。冬が長く、厳しい寒さに耐えられるよう、高カロリーの食品が好まれており、マヨネーズの消費量は世界一です。今日はロシアの代表的な家庭料理であるボルシチを作りました。真っ赤な色をしているのは、ビーツという野菜を使っているからです。ビーツはかぶのような形をした赤い野菜で、料理に使うとその色が溶け出して真っ赤に色づくのですよ。

 

子どもたちからの感想

・ボルシチの色には、はじめはびっくりしましたが、一口食べるととてもおいしくてモリモリ食べました。

・ボルシチは、見た目は真っ赤でびっくりしますが、やさしい味で暖まりました。

・日本にない味のボルシチは味がしっかりとしていて美味でした。

この記事に関するお問い合わせ先

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〒669-2441 兵庫県丹波篠山市日置121
電話番号:079-556-2901

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〒669-2727 兵庫県丹波篠山市高屋333
電話番号:079-593-1751

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