竹粉砕機の貸し出し(市長日記H30.1.24)

更新日:2020年03月24日

 1月から、新たに、竹粉砕機の貸し出しをはじめました。

 篠山市では平成27年に、竹粉砕機1台を購入し、篠山東雲高校に貸与して、放置竹林に手を入れ、あさぎり苑でつくっている乾燥汚泥肥料「あさぎり乾肥」に竹粉末を混合させて臭気を低減させるなど、成果をあげています。

 しかし、市内には篠山東雲高校以外にも、熱心に竹林整備に取り組んでおられる地域や団体がありますので、新たに1台を購入し、貸し出しをはじめました。

 放置竹林は景観や生態系を悪化させるなど、全国的に問題となっていますが、整備には多大な労力と時間がかかります。竹粉砕機によって、かさを減らして処分が楽になり、労力や時間を軽減することができますし、また、粉砕した竹は農業用マルチやたい肥などに活用することができるのです。

 先日、南新町で試験運用がありました。
 伐採した直径13センチまでの竹を枝付きのまま差し込んで、チップにします。
 参加された南新町の美しいまちづくりの会の約30人の皆さんも大いに期待されました。

 貸し出しは無料、燃料代は負担していただきます。
 貸し出しは最長15日間、市内の自治会、まちづくり協議会、環境団体などが対象。
 利用日の10日前までに農都環境課(079-552-1117)まで申し込んでください。

制度の概要や詳細は下記のページをご覧ください。

地域や団体の方が放置竹林で竹粉砕機を使い竹を粉砕している写真
手の平に粉砕した竹がのっている写真