11月8日はいい歯の日

更新日:2020年03月24日

 心身ともに健やかに過ごすには、体や心の栄養を取り入れる入り口「おくち」が健康で、清潔であることが大切です。おくちを健康にするには、毎日の丁寧な歯みがきと同じくらいに「食べ方」が大きく影響します。「何を、いつ、どのように食べるか」この毎日の食生活が「いい歯」を育みます。皆さんは、毎日「いい歯」を育てていますか?

いい歯を育てる食べ方

 食事をするとおくちの中は、細菌が出す酸で中性に近い弱酸性から酸性に傾きます。酸性・アルカリ性の度合いを示すpH(ペーハー)値が5.5を下回ると、歯の表面からミネラル成分(カルシウム、リンなど)が溶け出し(脱灰)、虫歯の原因になります。

虫歯の原因の説明図

しかし、唾液には酸を中和し、酸によって溶け出したミネラル成分を元に戻す働き(再石灰化)があります。この働きが溶け出すミネラル量に追いつかなくなってしまうような食べ方が、虫歯になりやすい食事の取り方です。唾液の働きを十分に発揮するには、規則正しい食事の取り方が大切です。歯はきれいな唾液を吸い取る時間がたっぷりあれば、強く硬く育ちます。近頃はかまなくても食べられるものがたくさんありますが、よくかんで食べられるものを選んで、唾液をたくさん出して、「いい歯」を育てましょう。

混合型の食事と規則正しい食事の口内状況を表すグラフ

この記事に関するお問い合わせ先

健康課
〒669-2205 兵庫県丹波篠山市網掛301

電話番号:079-594-1117
メールフォームによるお問い合わせ