歯のはなしvol.7 顎関節症~口をあけるとき顎が痛かったら~

更新日:2020年03月24日

 お口を開け閉めするときに「あごが痛い」「あごが鳴る」「口が開けづらい」などの症状はありませんか。
 このような症状を顎関節症(がくかんせつしょう)といいます。
 放っておいても自然に治るものもあり、必ず悪化していくという疾患ではないのですが、重症になると手術が必要となったり、開口障害により食事の摂取が困難になったりする人もいます。顎関節症の患者はここ十数年で15倍にも増加したとも言われます。子供~高齢者まで幅広くみられる病気ですが、年齢性別では10代半ばから増え始め20~30代の女性に多いのが特徴です。大きく口を開けたときに耳の前1センチくらいに動くところがあります。これが顎関節なのです。
口を大きく開けたときにいつもここが痛んだり、いつも音がしたり、口が開けにくくなってきた場合は一度歯科医院で診てもらってください。
 音は「ポキッ」だったり、「シャリシャリ」「ジャリジャリ」という場合もあります。

 生活習慣や姿勢、ホルモンが関与するなどさまざまな説があるのですが、次回は治療法や、ならないための注意点などをお話したいと思います。

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