歯のはなしvol.2 口腔ケアでお口爽快 ~生きがいの向上/疾病予防~

更新日:2020年03月24日

 口の中には約300種類、数千億個の細菌が存在しています。口は呼吸する機能と消化する機能を持っています。
 高齢者の問題として、ものを飲み込んだり、とっさにせきを出す機能が衰えることで、食べ物が誤って気管内に入る誤嚥性肺炎が起こります。
 また、口の中の掃除ができなくなると、多量の歯垢がたまり、加えて多くの薬を服用することで、だ液の量が減少し、この状態が悪化します。そして、口やのどの細菌が増え、虫歯や歯周病が多くなるのです。
 この口の中の細菌を減少させる口腔ケアが、極めて重要となります。
 口腔ケアとは歯を磨くとともに、口の中の掃除をすることです。口腔ケアの目的は疾病予防、口の機能の改善、生きがい・そう快感などの向上を目指すことです。
 口腔ケアには、歯磨きなどの日常生活の中で行うものと歯科医師、歯科衛生士が器具や薬剤を使って専門的に行う口腔ケアがあります。
 口の中を清潔にして、健康でそう快な生活が送れるようにしましょう。

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