歯のはなしVol.156歯を抜けたままにしておくと(2)奥歯がなくなると前歯が痛みます!

更新日:2025年10月01日

奥歯がなくなると前歯が痛むメカニズム

奥歯は、口を閉じた時に上下の奥歯が咬みあい、必要以上に歯が咬みこむことを防ぐなど、大変重要な役割を担っています。

通常、上の前歯は下の前歯があたるかどうか程度の接触関係ですが、奥歯がないと、直接前歯に過剰な力と負担がかかります。また、下の前歯が上の前歯を突き上げる力が働きます。

患者さんでたまに、前歯を治してほしいと言われることがありますが、奥歯がない方は前歯を治療しても、すぐにだめになることが少なくありません。

歯が動く理由は

歯というのは、力の釣りあう場所に並んでいます。

歯単体で今の位置に並んでるわけではありません。唇、頬っぺた、舌からの力、隣り合う歯・噛み合う歯からの力、噛んた時の力、姿勢や口の癖による力など「外部からの加わる力のバランスが取れる位置」に並んでいます。そのため、この力の均衡が崩れると歯が動き、歯並びも乱れはじます。

歯を失う3つの理由

歯を失う原因は、大きくわけて3つあります。1位が歯周病、2位がむし歯、3位が歯の破折です。歯の破折とは、歯が割れたり折れたりすることで、虫歯が広がって、神経を取った歯に起こることが多いです。また、こけて歯が抜けたりすることも含みます。

この他に、先天性欠如により、生まれつき歯のない場所をそのまま放置されてる方もいらっしゃいます。先天性欠如のすき間にも歯は動いていき、歯並びやかみ合わせを変化させます。

次回へつづく

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