歯のはなしVol.158歯を抜けたままにしておくと(4)歯が抜けると起こること2

更新日:2026年02月01日

歯をぬけたままにしておくと起こる具体的な変化2

噛む力の低下と消化機能への影響

歯が抜けたところは噛みにくくなるため、食べ物をしっかりと咀嚼できなくなります。特に奥歯を失うと噛む力は30~40%低下すると言われてます。食べやすい柔らかい食品を好むようになり、噛む回数が減ることで、さらに噛む力が低下していきます。また、やわらかい食品は炭水化物や砂糖の多い高カロリーな食品が多いため、それらを食べ続けると、むし歯やメタボリックシンドローム、糖尿病などの生活習慣病のリスクも上がります。特に高齢者では、噛む力の低下が健康寿命に直結すると言われます。

入れ歯やブリッジを入れるスペースがない

歯が抜けた状態が長く続くと、抜けた歯と咬んでいた歯が伸びてきてしまいます。いざ抜けたところに入れ歯やブリッジなどを入れようとしても歯を入れるスペースがなく、伸びた歯を削るなどの処置が必要になり、治療に時間がかかります。

顎関節症になる可能性がある

通常であれば、口を閉じて上下の奥歯が咬みあう状態で「咬み合わせ」が決まりますが、奥歯がなくなると、上下の歯が咬みあう位置が低くなったり、抜けた歯の影響で咬み合わせが変わることで、顎への負担がかかることがあります。

体全体への不調

肩こりや頭痛を引き起こすこともあります。

認知症になりやすい

歯を抜けたままにしておく人は抜けた歯を入れ歯などで治療した人と比べて、認知症の発症のリスクが最大1.9倍も高いと言われています。また、転倒のリスクは2.5倍も高くなると言われてます。

頬がこける、たるみ、口元のシワが出る

歯が抜けたままの状態が長く続くと、頬や顎のライン、口元のシワが目立つようになり、顔の輪郭が変わってしまうこともあります。

次回へつづく

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