歯のはなしVol.132 歯科における感染対策 (2)標準予防策(スタンダードプリコーション)

更新日:2021年06月01日

皆様が日々通う歯科医院において、コロナウイルス等の感染を心配される方がおられます。今回は、歯科における感染対策をお話します。

(2)標準予防策(スタンダードプリコーション)

スタンダードプリコーションとは、『汗を除く、全ての体液、血液、分泌物、排せつ物は感染の危険性があるものして取り扱う』という考え方です。歯科治療においては、日常の生活よりも、体液などに触れる機会が多い作業となります。そのため、コロナウイルス等の感染症を発病している方に限らず『全ての方』を対象として予防策を行っております。
患者様を診察する際にはディスポ手袋を着用し、マスクやフェイスガード等を使用して感染対策の整備を行っております。また、患者ごとの歯科チェアのアルコール等の消毒を行っております。こうした努力が実を結び、2021年2月までにおいて、歯科医院内でのコロナウイルスのクラスターの発生は全国でもありません。
その他にも、様々な感染対策を行っております。次回から、歯科で使用している器具の消毒方法をお伝えします。

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