歯のはなしVol.135 歯科における感染対策 (5)アルコール

更新日:2021年12月01日

皆様が日々通う歯科医院において、コロナウイルス等の感染を心配される方がおられます。今回は、歯科における感染対策をお話します。

(5)アルコール

現代社会において、多くの店先にアルコール噴霧器が設置されています。アルコールは準備・保存がしやすく安価に用意ができるため多くの店で採用されています。歯科医院においても例外ではありません。
コロナウイルス対策においては、アルコール濃度70%以上が有効とされています。患者ごとに使用した椅子やテーブルを拭きます。一人ごとに行うことによって、細菌等が広がることを防止しております。表面のみを殺菌するため、熱などに弱いほぼすべての器具の殺菌に使用できます。
また、次亜塩素酸ナトリウムを用いることもあります。次亜塩素酸ナトリウムにも優れた殺菌作用があり、コロナウイルスにも有効です。様々な薬品を用いることによって、可能な限りの感染対策を行っております。ただし、次亜塩素酸ナトリウムは肌に触れるのは推奨されないため、椅子などの消毒のみに行われることがほとんどです。
次回は、室内換気についてお話します。

 

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