歯のはなしVol.146こどもの口腔機能発達不全症(4)よくかんで食べる

更新日:2024年02月06日


現代人は噛む回数が激減していると言われます。本来歯は上下でしっかりとかみ合うために上下のバランスをとってより効率的に噛もうとするため、歯を自然と動かし最適な歯並びを確立します。
しかし、噛む回数が少ない、また偏って噛んでいると、歯の並びが偏ったりすき間ができてしまったりします。特に成長期にあまり噛まないと、そもそも顎の成長が劣ってしまうために、正しく並びたくてもすき間がなく互い違いの歯並びになってしまいます。
食事の時には柔らかい食物だけでなく、歯ごたえがある食物を入れることによって噛む回数を増やし、顎を鍛えるようにしましょう。また、意外な盲点ですが、飲み物があると食物を流し込んでしまうので噛む回数が減ってしまいます。できましたら、食事時には飲み物の摂取を控えたほうが噛む効果をさらに増やすことができるでしょう。

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