教114 高校生に届け先輩の声(教育長ブログ R3.10.1)
「地元で働く先輩の話を聞こう」という『キャリア教育出前講座』が篠山鳳鳴高校で行われ、そこで後輩高校生を前に仕事・人生等を熱く語る先輩(若い世代)の姿を見てきたじょう。
高校1年生のキャリア教育として、市内企業で活躍する40代以下の社員(半数以上が篠山鳳鳴高校卒業生)が、「丹波篠山市で暮らし、働く良さ」や「大人になって楽しいこと」などの体験談を話し、市内企業の魅力や地元就職の良さを伝えた。
高校生は20分づつ、希望する先輩の話を3つ聞く。
最初の全体会で一般社団法人BEETの細見さんは、
「高校時代になりたかった職業についている大人は1割」と話し、
なぜかと言うと、
「高卒後の体験やいろんな仕事を知ることで、なりたい職業が変わったり、明確になったから」
だから、
「いろんな人の話を聞いて、生き方のヒントにしてほしい」と趣旨を説明。
各先輩(市内企業等就職者 40代以下10数名)は、
「ゴールから逆算して、今やるべきことを決める」
「いろんなタイプの人がいて、それに合ういろんな仕事がある」
「どこでも通用するスキルを持つ人が重宝される」
「人生の大半は働く時間。働く時間を楽しく」
「今のうちに実力をつけておけば、進路選択の幅が広がる」
「市役所はいろんな仕事ができるし、窓口での『ありがとう』はやりがいになる」
「地元就職は通勤が楽だし、人脈は仕事に生かせる」等
どの話も役に立つし、どの先輩も輝いている。地元就職者も少しは増えるかと期待できる。
でも、こんな機会を持てるのも地元高校に通っているから。そう考えると、地元進学を増やすことが地元就職を増やす第一歩か。
最後のまとめで、細見さんは、
「『今が幸せ』って思える時間を少しでも長くできるよう準備をしよう」って呼び掛けた。
これもすばらしい。
教育長も、校長時代には子どもの心に響く話は得意としたが、(年代が離れている分)今回の若い先輩達ほどインパクトは与えられなかったかも。
やっぱり「老いては子に従え」、バトンは次世代に繋げよう(これは教育長引退宣言ではありません)
☆地元就職した先輩から、人生・仕事・生きがい等についてのヒントを聞く篠山鳳鳴高校1年生。
こんな機会がある地元高校はやっぱりすばらしい。みなさん、よければ地元高校へ。
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更新日:2021年10月01日