教121 老いも若きも学ぶ 今田地区(教育長ブログ R3.10.12)

更新日:2021年10月12日

今田まちづくりセンターであった「さぎそう学園」(丹波篠山市高齢者大学の今田地区の学園)の開講式に参加し、その帰りに今田小学校で1年生と保護者の「木製机イスの組立作業」や5・6年生の「調理講座」を見てきたじょう。

 

丹波篠山市高齢者大学は市内7地域で行われ、どの地域(学園)に所属していても、一般講座はどこの学園でも受講できる。基本的には月に一回の開講で、午前中の一般教養講座と午後の趣味講座(任意)が年8回開かれる(本年度は10月から4回)。

 

市内在住・在勤の方なら年齢制限はなく(本年度の最年少は31歳、最年長は96歳)、中には十年以上学ぶ人もあるという。

 

教育長は式辞の後、

「高齢期を元気に過ごすには出会いが大切で、出会いには1.人 2.文化 3.場所があります。この高齢者大学はそれら3つを満たすもので、元気な高齢期にぴったりですね」みたいな『老いる意味』(森村誠一著)から受け売りの話をした。

 

その後立ち寄った今田小学校では、外部の講師を招いての「調理講座」が開かれ、5・6年生が魚(アジ)を自分で3枚におろしていた。

 

「山の子どもが海(魚)と触れ合う」体験は貴重だ。みんな真剣に魚の内臓を洗って、骨に沿って包丁を走らせていた。

 

体育館では、1年生が保護者の方と、これから6年間自分が使う木製(地元産ヒノキ)机・イスを作っていて、一緒の活動は本当に楽しそう。

 

「(この机で)しっかり勉強しいや」というお父さんに、

「(お父さんこそ)しっかり仕事しいや」と返す子ども。その見事な切り返しぶりに思わず拍手してしまった。


 

☆「さぎそう学園」の高齢者の皆さんも、今田小学校の子ども達もみんな元気で、今田地区「老いも若きも」しっかり学んでいます。公民館職員も先生方もしっかりサポートしています。

 

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