教130 高校の魅力を探る(教育長ブログ R3.11.2)

更新日:2021年11月02日

市内に特色ある高校が存続する体制を維持するために市教委が行っている「丹波篠山の高校へ行こう2022」キャンペーンも大詰めを迎えている。

市内高校の魅力を探ろうと、先ずは市役所から一番近い県立篠山鳳鳴高校へ行ってきたじょう。

 

最近の中学生は、「学校の雰囲気が気に入ったから」「自分の学力にあっているから」「通学が便利だから」「行きたい大学に行けるから」「やりたい部活があるから」「自分の住んでいる地域にあるから」という理由で高校を選ぶ傾向が強い(9月進路希望調査)。

 

先ずは鳳鳴高校の先生方に、学校の強みなどについて聞いてみた。

 

鳳鳴高校の強み

・生徒が素直で熱心 ・吸収力が高く良く伸びる

・自由な雰囲気がある ・母集団が少ない割には進学実績も良い

 

・「生徒がゆったりしていて、貪欲さがない」という意見もあったが、これはプラスかマイナスか微妙

 

次に1年生の「探究」の授業を見せてもらった。

この授業は自分達(数名の班ごと)でテーマを決めて、調査と考察を繰り返して課題解決のための提案を行うという主体的、協働的なものだ(年間を通じて行われる)。

 

教育長が興味を持った班は、

『なぜ丹波篠山に温かい人が多いのか』というテーマ(問)を立てて、「丹波篠山の人のような温かい人になるためには」について探るという。

 

このテーマは、他市から来ている生徒の「丹波篠山市に来ればいつも人が温かいと感じてホッとする」という経験から来ているらしい。今後の探究でどんな答えが見つかるか楽しみだ。

 

元高校教師の教育長から見ても、鳳鳴生の問題意識や探究力、コミュニケーション力や表現力は高い。

 

授業を見て、これが高校の先生方が言われる篠山鳳鳴高校の魅力の一つ「生徒の素直さや前向きな姿勢」かと納得することができた。


 

☆高校進学先を決めるのは、中学生本人の意向が最優先される。ただ、市内には魅力的な高校があるのは間違いないので、できればオープンハイスクールなどに出かけて自分の目で確かめてほしい。

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