教131 何でもアートに見える クラフトヴィレッジ(教育長ブログ R3.11.5)

更新日:2021年11月05日

丹波篠山市内に店舗や工房を構える工芸作家の作品を見たり、実際の工房で作品をつくっているところを回ったりして、工芸作品の「作り手」と「使い手」の想いをつなぐ催しのクラフトヴィレッジが行われ、市長らと一緒に工芸の魅力を味わってきたじょう。

 

この催しは10月30日31日の「王地山クラフトマーケット」と10月30日から11月3日までの「オープンファクトリー」からなる。

 

「王地山クラフトマーケット」は王地山陶器所を会場に市内作家の陶芸・ガラス・革・染織などの作品が並び購入もできる。

 

「オープンファクトリー」は工芸作家が実際に作品を作っている工房を訪れ、現場に漂う空気感や作品作りに込める想いを垣間見ることができる。

 

市内には多くの作家がおられ、丹波篠山の景観や雰囲気が気に入って移住してきた人も多い。移住者の多くは古民家を改造したりそのまま使ったりされている。

 

普段どこでも見かけるような何でもない古民家で素晴らしい芸術性あふれる工芸作品が作られる現場に触れると、感化を受けて何でもがアートのように見えてくるから不思議だ。

 

割れた窓や壊れかけた壁などなんでも芸術作品に見え、わざとそういうものを作り出されたかと思ってしまうのだが、ただ前からのものを使っているだけとおっしゃる。

 

普段見慣れた風景や田舎の生活の中にも、その気になって見れば芸術性あふれる豊かさが隠されている。

今回クラフト作家の工房を訪ねて、彼らの生活ぶりに触れることで、私たちの生活の中にある豊かさについて気づかされた。


 

☆「王地山クラフトマーケット」の若手作家作品を見た後、市内古民家に工房を構える作家宅兼工房を見て回りました。アートの雰囲気に魅せられ、その後何でもアートに見えてきました。

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