教132 自分探しの旅 トライやる・ウィーク(教育長ブログ R3.11.8)

本年度の「トライやる・ウィーク」が先週行われ、中学2年生が市内の事業所を中心に職場体験を行った。例年なら5日間行われるが、本年度は新型コロナウイルス感染予防の観点から、地元の企業や店舗での体験は2日間とした。2日間だが多くの地域の事業所や皆さんにお世話になって、子ども達は自分の生き方を見つける貴重な体験ができたじょう。

ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

「トライやる・ウィーク」は兵庫県が1998年度から中学2年生を対象として、職場体験、福祉体験、勤労生産活動など、地域での様々な体験活動を通じて、働くことの意義、楽しさを実感したり、社会の一員としての自覚を高めるなど、生徒一人一人が自分の生き方を見つめる機会となることを期待して実施している。

実際にこの体験が将来の仕事につながったり、その逆に体験してみて思っていた仕事と違ったので別の進路に変えたりした人がいる。いずれにしてもこの機会が自分の将来について考える「自分探しの旅」に繋がる場合は多い。

また、「トライやる・ウィーク」が学校・家庭・地域社会の連携を深め、地域の子どもは地域で育てるという機運を高めているとも考える。

この日中学生を指導してくださった皆さんに、市内の子ども達を育てようという温かさと熱意を感じた。子ども達も普段の先生と違う大人の指導を受けて、学ぶところが大きかっただろう。これを機に子どもとの会話が増えた家庭も多いと思う。

☆このウィークに生徒達に関わっていただいた皆様本当にありがとうございました。この体験を自分の将来に必ず活かします（教育長代弁）。