教133 しなやかな心と体 幼稚園・こども園教育研究会 (教育長ブログR3.11.9)

「丹波篠山市幼稚園・こども園教育研究会」を本年度の研究指定園である市立篠山幼稚園で開催した。市内の幼稚園・こども園職員が見守る中、篠山幼稚園児は、篠山城跡が背後に控える南濠広場で先生方と一緒に元気に動き回った。

教育長もその日の講師の山崎春人さん（野遊び研究家）と一緒に、子ども達の素早い動きを必死に追いかけたじょう。

子ども達は坂道や土塁を走りながら登ったり下ったり。虫取り網を持って広場で思いっきり走ったかと思うと、岩をよじ登ったり飛び移ったり。

落ち葉を踏んだり、落ち葉のシャワーを浴びたり、木や草を集めたり。思いっきり自然の中で動き回った。お城跡が見える広い土のグラウンド、とても素晴らしい環境で贅沢な時間を過ごしていた。

最後は、園長先生も入って大人チームと子どもチームのかけっこリレー。大人チームが勝ったり、子どもチームが勝ったり。走る順番が変わったり、メンバーが変わったり。とても自然な感じでリレーを楽しんでいた。

この自由さ、変化への屈託のない適応がしなやかな心と体を育むのかと合点がいった。

この日の活動は、子ども達の体幹や平衡感覚を鍛えたり、自由な表現力であったり感性を育てたり。いろんな力が育っているが、何より子ども達が活動を楽しんでいるのが素晴らしい。安全が配慮された時間・空間の中で思いっきり伸び伸び身体を動かす。これがこどもたちのしなやかな心と体を育む。

☆篠山城跡内にあるという環境を活かし、幼児の主体性を育む篠山幼稚園の保育。

丹波篠山市では他の園でもそれぞれの環境を活かした子ども達の育ちの根っこを育てる保育が行われています。本市の自然の中で子育てしたい皆様のお越しをお待ちしております。