教134 伝統をつなぐ 春日神社秋祭保存会(教育長ブログR3.11.10)

更新日:2021年11月10日

江戸時代から何百年も続く春日神社(丹波篠山市黒岡)の秋祭を後世に伝え発展させるために「篠山春日神社秋祭保存会」が設立され、教育長は市長や議長等とともに参加し、地域住民の方の熱い思いを肌で感じてきたじょう。

 

何百年も続く伝統行事だが、これまで祭りを担ってこられた黒岡及び篠山地区の住民の減少や高齢化で、これまで通りの運営では負担が大きくなりすぎ、新たな組織の設立で安定的に伝統的祭礼を維持発展させようというもの。

 

篠山春日神社の秋祭りは、鉾山(ほこやま)の巡行や太鼓みこしの練りこみなど、その囃子方(はやしかた)・曳き手(ひきて)、乗り子・担ぎ手が一体となり、江戸時代の面影を今に残す古い街並みに融け込みながら、丹波篠山の深まる秋の風物詩となっている。

 

地域の子ども達は鉾山や太鼓みこしの乗り子として、練習や本番を通して伝統を感じてきた。そして成長後には曳き手や担ぎ手として祭りに参加する。

 

こうした伝統を継承するため、特に地域の子ども達のために祭りを継承、発展させていこうという関係者の皆様の熱い思いが伝わってきた。

 

やはりここでも子どもの存在は大きい。しっかり伝統を継承し子ども達に引き継ぐ。子どもがいるから頑張れる、子ども達のためならもうひと踏ん張りできる、そんな気概がここでも感じられた。

祭礼1

☆伝統を後世に子ども達につなごうという熱い思いにあふれた「篠山春日神社秋祭保存会」設立総会

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