教136 地域貢献としごとの両立 農村ビジネスアワード(教育長ブログR3.11.15)

更新日:2021年11月15日

農村における新たなビジネス案を発表する「第2回丹波篠山農村ビジネスアワード発表会」(神戸大学・丹波篠山市農村イノベーションラボ主催)が開催され、5人の発表者のビジネスと地域貢献両方にかける熱い思いを一杯感じてきたじょう。

 

今回の発表者の皆さんは、市内で又市内の素材を使って事業を始めたり拡大したりする自分のビジネスプランを発表した。

 

ある人は、古民家を題材に自分で家屋を改修する施工技術を教える事業を提案。

 

またある人は、多様な百姓の仕事を体験できるワークショップで農業の魅力を感じてもらって、丹波篠山の移住者や農業就労者増につなげたいと発表。

 

またある人は、放牧で牧草のみで飼育する牛(グラスフェットビーフ)を増やしたい。そのことが農村の除草や大量に出る黒枝豆の葉の処分にもつながるという。

 

いずれの案もビジネスとしての儲け(持続可能性)だけでなく、地域の課題解決(人口減対策や農業廃棄物処理等)にも役に立つことを目指している。

 

こんな地域振興も頭に置いたビジネス経営者が増えてくれたら本市もさらに元気が出るという思いを強くした。

 

まさに近江商人の言う「三方良し」(「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の売り手と買い手がともに満足し、また社会貢献もできるのが良い商売という)理念がいっぱいなのである。

 

是非、賞に入った案も入らなかった案も農業を舞台とする丹波篠山の「三方良し」ビジネスの実現を是非期待したい。

発表1
発表2

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