教143 多文化共生社会をめざして 国際理解センター(教育長ブログ R3.11.26)

更新日:2021年11月26日

丹波篠山市の小中学校にいる外国人児童生徒に対する母語通訳・翻訳支援及び日本語指導や、放課後等に行う子どもの学習支援「うりぼうくらぶ」を担当する特定非営利活動法人篠山国際理解センターへ行って、指導員と一緒に勉強する子どもの様子を見てきたじょう。

 

篠山国際理解センターは、外国人も日本人もともに暮らしやすい地域づくりをめざして、1995年に設立された市民団体(特定非営利活動法人)で、国際理解協力・外国人住民支援・国際交流を柱にして活動されている。

 

以前に本センターが実施する市内で働く外国人に日本語を教える日本語教室「うりぼう」を覗いたことがあるが、日本人の先生と生徒の外国人労働者が語学の研修をしながら母国と日本の違いなどを情報交換されていた。在日外国人にとっては、頼りになる心強いサポートと感じた。

 

今回見せてもらった、子どもの学習支援「うりぼうくらぶ」も、日本語を母語としない小中学生が学校生活を送るために大変役立つ支援だ。彼らの学ぶ姿勢は真剣そのもので、特に来春日本の高校受験を考えているという中学3年生は気合が入っていた。

 

他にも「世界井戸端会議」や「国際理解フォーラム」「地球市民入門講座」等を開いている篠山国際理解センターは、今後ますます進む多文化共生社会になくてはならない役割を果たしている。


 

 

☆この日は地元中学校に通うブラジル出身の中学生がポルトガル語が堪能な先生や先輩と一緒に勉強していた。別の日には小学生や他の言語の子ども達も学んでいます。

 

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国際2
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☆元高校校長の教育長は地元高校進学を目指す中三生にエールを送った。国境を越えて学び、いろんな違いを乗り越えた未来を創ってほしい。

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