教144 劇の世界に入る 人形劇フェスタ(教育長ブログ R3.11.29)

更新日:2021年11月29日

篠山チルドレンズミュージアムで行われた第7回人形劇フェスタに行って、子ども達と一緒にお話の世界に引きこまれたじょう。

 

これまでは市内各地の会場で行われたこともある人形劇フェスタ。今年はチルドレンズミュージアムに一同が会し、二日間にわたって5か所のステージで2~3公演、計20ステージほどがおこなわれた。

 

各地の人形劇団約14グループが夫々のテーマややり方で人形劇を披露。劇団の中にはプロから長年人形劇をやってこられたアマチュア、中には小学生がこの日のために練習した団体もあった。

 

同時に4つの公演が行われるので、観客は自分の興味のあるものを見学する。見逃したものは別の時刻の公演を見ることができるが、一回きりの公演もあってどれを見るのかが悩ましい。

 

教育長は2~3の公演をはしごしたが、どの公演も最初は可愛いく奇抜な人形に目が行くが、その内お話の世界に引きこまれ、人形が演じているのか人が演じているのか分からないほどだ(実際にも人形使いが表に登場する場面もある)。

 

市内小学生が8月から練習したという「きみだあれ?」の劇では、天狗と同じもの(うちわ・下駄・鼻など)を親ダルマにねだる子ダルマがかわいらしく見入ってしまった。

 

別の劇団の「おたまじゃくし海へ行く」では、クジラになりたいオタマジャクシ達にクジラが「だれでもなりたいものになれる」と説くシーンには思わず喝さいを送ってしまった。結局、子オタマジャクシ達はカエルになって元気に生きていくが、それはそれで(夢は夢として)人生の示唆に富んで興味深かった(子ども達はそこまで深読みしてはいないとは思うが、この劇を見たことが子ども達の心を豊かにしているのは間違いない)。


 

☆この日の人形劇フェスタ運営にもチルドレンズミュージアム館長をはじめ多くのスタッフ、地域のボランティアの方々が協力してくださっており、地域の力で楽しい文化と創造・想像の世界を提供し続けてくれている。

人形劇1
チルミュー2
チルミュー3
チルミュー4
チルミュー5
チルミュー6
チルミュー7

☆ちるみゅーは「人形劇フェスタ」や常設展示もすばらしいが、入り口ゲート前にあるシャボン玉プールも魅力的。今回も教育長は子ども達と一緒にしゃぼん玉作りの技を磨いた。

皆様も童心に帰れるちるみゅーに是非お立ち寄りください。

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