教156 みんなで学ぼう 丹波篠山人権フェスタ(教育長ブログ R3.12.16)

更新日:2021年12月16日

四季の森生涯学習センターで人権フェスタを開催し、あいさつ運動啓発ポスター・人権作文受賞者の表彰や基調講演が行われ、改めて自分の人権意識について学んできたじょう。

 

人権フェスタin丹波篠山は19回目、丹波篠山市人権・同和教育研究大会は23回目の開催となる。

 

初めにあった人権作文の発表では、3人の中学生が自分の思いを発表してくれたが、どれも素晴らしく心を打たれた。自分の内面を見つめ、自分の中にある差別性に気付いてそれを修正することから広く人権の大切さに気付いていったという発表もあった。

 

内容も素晴らしかったが、発表態度も堂々としていて、身振り手振りも交えて会場いっぱいの(感染予防対策は採られています)人々にしっかりと自分の思いを伝えていた。

 

教育長は発表前に緊張している中学生に「緊張すると思うけど、力いっぱい笑顔でやってよ」と激励したが、結果としては一番緊張していたのは自分の閉会あいさつだった。

 

「いま改めて部落史に学ぶ」という基調講演では、京都教育大学名誉教授の外川正明さんから、今後の差別解消に役立つ様々な気付きを与えていただいた。

 

(1)抽象的な人権教育だけでなく個別の人権問題をしっかり学ぶこと、(2)しっかり学んでいないと意図せず加害者になる、(3)いじめはどこまで行ってもいじめる側の問題、(4)人は差別するものではなく尊敬するもの等、多くの学びを得ることが出来た。

 

今後も今回のような研修や学習を通して、絶えず自分の中にある差別性と向き合い、改めるところは改めながら、よりよい自分を築いていきたい。


 

人権1
人権2
人権3

☆教育長は謝辞・閉会の言葉で「誰もが安心して暮らせるまちづくりや学校づくりは、市民や子ども達が幸せに暮らし自己を向上させていく根底となる大切なものです」ということを話したが、人権作文を発表した中学生のように堂々とはいかなかった。

今後は自己の弱さを振り返って修正したい。

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