教161 進路を考え始める 夢プラン（教育長ブログ R3.12.23）

市内の中学2年生が進路や将来の生き方について考え、自分らしい生き方を実現するための力を育む丹波篠山市キャリア形成支援事業「夢プラン」を、市内高校や一般社団法人BEETの協力を得て実施したじょう。

今年で5年目となる「夢プラン」は市内の中学2年生が高校の進路を考え始めるきっかけとなる重要な機会。

高校生が学校紹介動画や中学生との質疑応答を通して、自分の高校の特色や学校生活の様子を伝え、その多様な生き方や高校生活から中学生が自らの進路を考え質問する。

「何故その高校を選びましたか」の中学生の質問に、高校生は

「文武両道（勉強と部活の両立）ができるから」

「将来の進路（大学進学や就職）を考えて」

「資格を取って社会で役立つ力をつけるため」等と答えていた。

また「中学校の時にやっておいた方が良いことは」の質問には、

「勉強やあいさつの習慣」

「なんでも続ける力を」「今から行きたい高校を探しておく」等と答えていた。

部活動で充実を感じた時はの質問には

「自分の記録を破った時」、とか「どんな部活でも真剣にやれば達成感を感じる」みたいな意見を言っていた。

彼らの意見は、教育長があいさつで話した

「どこの高校に入ろうとも、高校生活を充実させるかどうかは、あなた自身がどれだけ打ち込むかによって決まります（だからできれば同じ年に生まれた者同士、高校生活をこの丹波篠山の自然や文化や人と触れ合いながら過ごしてほしい）」という呼びかけと符合するもので、心強かった（決して打ち合わせていたわけではありません）。

☆これまでは、一つの会場に5中学校が集まって行われた「夢プラン」だったが、今年は初めてオンラインで開催し、中学生は自校の教室で、高校生や進行役のBEET細見さんらは市役所から発信しました。

テスト配信も含めて関わっていただいた皆さんに感謝します。