教163 地元高校進学率アップを等 師走議会一般質問(教育長ブログ R3.12.27)

更新日:2021年12月27日

令和3年度師走会議の一般質問で何人かの議員の方から教育委員会に関係する鋭いご質問を頂いた。なかなか全てご提案通りに実施はできないが、「検討します」と答えたことについては精一杯取り組んでいきたいじょう。

 

議会の一般質問では、いつも教育委員会に多くのご質問やご提案を頂く。どれも議員の皆さんが市や教育のため必要と一生懸命感考えられたテーマなので、できるだけ実現したいとは思うが、予算や人材面など諸事情によりなかなかそのまま実現できない場合が多い。

しかし、ご質問やご提案の中にある大切な観点やアドバイスは今後の市教育行政に活かしていきたい。

 

今回教育委員会に頂いたテーマは、

 1 市内県立高校への中学生の進学率向上を

 2 子育て一番のまちの推進を

 3 学校給食にストローなしで飲める牛乳パックを

 4 国際バカロレアを「丹波篠山の教育」に導入を

 5 篠山城跡の整備を

 6 盆桜展の更なる発展を、等多岐にわたる。

 

中でも、市内に3つの特色ある高校(篠山鳳鳴高校・篠山産業高校・篠山東雲高校)があることは本市の大きな財産である。近年はどの高校も定員割れを起こしており、それには市内の中学生の市外高校への進学率が高まっていることが一因にある。

それを防ぐ手段として、「高い専門性をもつ指導者の確保によって部活動の魅力アップを」という提案は、部活動で高校を選ぶ生徒が一定数いることから一つの対策としては考えられる。

 

この質問には、

「部活動の活性化は高校が主体的に考えられることで、市教委としても協力できることはしていきたいが、今は(1) 中高連絡会の設置、(2) 市内中学校における市内高校説明会の実施、(3) 市広報紙等による高校の魅力発信、(4) 路線バスの拡充による通学支援、(5)「市内の高校へ行こう」ポスターの配布などの支援策等を実施している」

と答えた。今後とも、中高と連携しながら市内に市内高校へ行こうという風を起こしていきたい。

 

特に元高校校長であった教育長としては

「どこの高校へ入ろうと、高校生活を充実するかどうかはあなた(生徒自身)がどれだけ打ち込むかにかかっている。出来れば、同じ年に同じ地で生まれた者同士、高校までは生まれ故郷でしっかり学び、各自の力と仲間との絆を高めて行ってほしい」と

先頭に立って訴えて行きたい。


 

☆『地元高校への進学率アップ』や『盆桜展』について、「自分が2年前に盆桜展で買った桜盆栽は鉢植えのままだとこんなに小さいが、庭に植えたものは自分の背丈を越えている。だから育ちに環境は大切だ」等と教育的視点も入れながら答弁をする教育長。

議会写真3
議場2

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