教164 芸術の冬 市民ミュージカル（教育長ブログ R3.12.28）

このところ立て続けに、スーパーキッズ・オーケストラのコンサートや丹波篠山市民ミュージカルの鑑賞などが続き、芸術の秋ならぬ芸術の冬がやってきたじょう。

また、今回が今年最後の教育長ブログ『教育長今日行くじょう』となります。これまで読んで頂いた皆様、本市の教育を支えてくださったすべての皆様に感謝申し上げます。

「スーパーキッズ・オーケストラ」は、兵庫県立芸術文化センターを拠点に活動する、音楽が大好きな小学生から高校生までの弦楽器によるオーケストラ。

観客には家族と一緒にやってきた低学年の子ども達も多かったが、ユーモアも交えながら素晴らしい演奏を披露してくれた。

2年に一回開催され、今回が10回目となる市民ミュージカル。子どもから大人まで様々な年齢のアマチュアの皆さんが、プロの先生方の指導を受けながら創っていく。

舞台製作もボランティアスタッフ「ステージオペレータークラブ」を中心に市民参加型を基本として創りあげられた。

今回初めて市民ミュージカルを観た教育長は、その出来栄えの素晴らしさに感動した。時々アマチュアらしさは見られたが、逆にアマチュアだからこそのセリフや歌やダンスに込めた熱い想いに心を打たれた。

教育面においても文化・スポーツ面においても、参加（参画）による市民（子ども・利用者等）自身の体験が重要、そこから学びや文化が・スポーツが深まる（自分のものになる）と考える教育長にとって、市民が参加するミュージカルは今後も力を入れて行きたい取り組みだ。

今回の出し物『クリスマス・キャロル』の世界に引きこまれ、自分もスクルージ（主人公）と一緒に「過去」「現在」「未来」に思いを馳せ、自分の生き方を見つめ直した。

やはり、時折は忙しい日常を離れ、このような芸術・文化に触れることは、生活に豊かさやゆとりを与えてくれる。

☆出演者をはじめ、今回この舞台を支えてくださった全ての皆様、さらにはこのような芸術に触れる機会を与えてくださった皆様にお礼申し上げます。

 (舞台はどちらも上映中は撮影禁止なので、開演前の会場の様子です）