教181 農業高校生の甲子園 農業クラブ全国大会 （教育長ブログ R4.2.2）

農業高校生の甲子園と言われる農業クラブの全国大会が令和3年10月に兵庫県で行われ、令和4年度の兵庫県大会が丹波篠山市を中心に行われる。令和4年の大会運営の中心となる県立篠山産業高校農業クラブの会長・副会長（高2）が市長・教育長にあいさつに来てくれたじょう。

全国の農業高校生は全員が農業クラブに入る。農業クラブは農業を学ぶ生徒が自主的な活動を通して、様々な農業に関する知識、技術を磨くことを目標にしている。年に一度全国大会が行われ、様々なプロジェクト（研究）の発表や、意見発表、測量や農業鑑定技術などで、その出来や技術を競う。優勝を目指して切磋琢磨する姿は野球の甲子園大会に似ている。

教育長がかつて勤めていた篠山東雲高校は、プロジェクト発表で県大会、近畿大会で優勝し、全国大会に出場したことがある。全国に何百とある農業高校の大会で、1学年1クラスの小さな農業高校が活躍するのは快挙である。

令和4年度の県大会は、篠山産業高校と篠山東雲高校、有馬高校が事務局を務め、篠山産業高校がまとめ役となる。その篠山産業高校農業クラブの会長と副会長が、大会舞台となる本市の市長・教育長に成功に向けた支援依頼や決意を伝えに来てくれた。

二人とも篠山産業高校「農と食科」で農業や農産物の加工・調理・流通などについて学んでいる。生き生きとした学びの様子や大会を何としても盛り上げるんだという意気込みを話してくれた。丹波地域の若者が農業や食品加工、調理に興味を持って取り組んでくれているのは心強い。

☆校長先生や担当の先生と一緒に市役所を訪れ、来年度の県大会成功に向けて熱い想いを語る篠山産業高校農業クラブ会長・副会長。

●教育長の反省…生徒や市長・校長先生の笑顔に比べて弱いこと。コロナ感染拡大等いろいろ心配事はあっても、「にもかかわらず笑顔」の大切さを日頃言っておきながらこの有様。以後気を付けます。