教186 「知の森」をつくろう 令和4年度教育方針(教育長ブログ R4.2.17)

更新日:2022年02月17日

2月15日の議会で令和4年度の教育方針「令和4年度丹波篠山の教育」を表明した。教育大綱(令和元~4年度)、教育振興基本計画(令和2~6年度)に基づいた方針であり、本市の教育は成果をあげて来ているので基本的方向は大きくは変わらないが、教育長としては家庭・学校・地域に『知の森』をつくりたいと思っているじょう

 

教育委員会が管轄する分野は広く、詳しくは「令和4年度丹波篠山の教育」を見てほしいが(概要版は4月発行の市広報紙に挟み込み)、要点は子ども達には変化の激しい未来を生き抜く力をつけること、人生100年時代を生きる大人には心豊かにしあわせ多き人生を送るための環境をつくることだと考えている。

 

そして、どちらの場合も個人の力を伸ばしたり個人の文化・芸術・スポーツ活動に応えるだけでなく、学級・学校や家庭も含めたまち全体の環境を豊かにすることに注力したい。個人の伸長を一本の木の成長ととらえ、その木々が集まり「森」を形成する。そして「森」があることで夫々の木もさらに成長すると考え、丹波篠山市に住む全ての人の学び・文化・芸術・スポーツを進めるため、市内全体に豊かな「知の森」「文化の森」「芸術の森」「スポーツの森」をつくっていきたい。

 

『森』の中の豊かな土壌で一本一本の木が太くなり(個人が豊かに成長する、心豊かに生きる)、一本一本の樹木が大きくなることで森が一層豊かになる。

 

もともと丹波篠山市には豊かな自然・文化・伝統・人情がある。そこに、子ども達が地域の自然や文化や人と出会う「ふるさと教育」を振興したり、ICT環境の活用や少人数を活かした「個別最適な学び」を進めたり、春日能・田園交響ホールの公演やABCマラソンなどの行事を充実させたり、図書館やスポーツセンターなどの機能を拡充させたりして、市内全域に『知の森』をはじめとする多くの森をつくって、子ども達から大人までの教育・文化・芸術・スポーツ環境を豊かにしていきたい。


 

☆丹波篠山市に『知の森』をはじめ、文化・芸術・スポーツなど各種の『森』を充実させたいと、「令和4年度丹波篠山の教育」について説明する教育長。

方針1
方針2

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