教188 夢と目標はいつでも持てる 高齢者大学閉講式(教育長ブログ R4.2.22)

更新日:2022年02月22日

丹波篠山市には7つの高齢者大学があるが、どの学園も本年度の講座を終わる時期になってきた。本年度は新型コロナウイルス感染症の影響で9月から開講し5回の講座をやって、閉講式は学園ごとの実施となった。教育長は市東部の「たき学園」の閉講式に行ってきたじょう。

閉講式の前に特別記念講演のDVD視聴があり、パラリンピック7回出場の車いす選手永尾嘉章氏の「人生いきいきと~パラリンピックと私~」という講演を聞いた。

 

その中で永尾氏は、これまでのご自身の車いす陸上選手としての人生を振り返り、「人生をいきいきと生きるには、夢と目標が必要で、夢と目標は誰でも幾つからでも持てる」ということを話された。

 

何度も「もうやめよう」という気持ちを乗り越えて、競技を続けてきた。その結果、成果を上げた(メダル獲得や日本記録樹立など)こともあったが、成果に関わらず挑戦しているときが有意義な時間だったと言われた。

 

だから、大事なことは、あきらめないでその時の自分の精一杯をやっていくこと、(体力の低下も含めて)変わっていく自分を素直に受け入れること、新しいものを吸収して新たな挑戦を続けること(選手引退後は学校等での講演や後進の指導をされているらしい)が有意義な時間を過ごせる秘訣だと教わった。

 

厳しい環境を乗り越えて実践されてきたお話は説得力があり、自分もやらなければならないとその気にさせられた。


 

☆教育長は、丹波篠山市高齢者大学たき学園の閉講式に告辞をしにいったはずが、その前のDVD講演で今後の人生に役立つ大きなヒントをもらった。やはり、いくつになっても学びは大切だ、皆さん来年度の高齢者大学お申込みお待ちしております。

高齢者大学1
高齢者大学2
高齢者大学3

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