教189 若いパワーがいっぱい 若者たちでまちづくり会議（教育長ブログ R4.2.28）

市内外の若者（自ら手を挙げた高校生・大学生・社会人15名）が三つの班に分かれて、1年間丹波篠山市の課題を探り、解決策を提案する報告会があった。市長らとともに参加した教育長は、若者の柔軟な発想とやる気に感心するとともに、パワーあふれる若者がこんなにいることをとても心強く思ったじょう。

5名ずつの班に分かれ、「篠山口駅周辺の活性化」「城下町の活性化」「中山間・里山の活性化」について、地元の人に聞いたりアンケートをしたり、現地を訪れたりして課題を探り分析して、解決策を探り、市への提案となった。

課題（テーマ）事態も自分たちで見つけ、その課題を探る方法も自分たちで考え実行し、解決策についてもいくつものアイディアを出して、その実行も自分たちでやろうとしている。

アイディアの実行には行政の協力が欠かせないものもあるが（例えば「駅前マルシェ」には駐車場の使用許可が必要であったり、「三の丸南広場ローカルフェス」の開催にも許可が必要であったりする）、中心は自分たちで参加者を集めてやろうとしている。

市や個人としても、何とかこの若者たちのやる気を応援したい。何より、若者たちが自ら進んで地域の課題を解決するために動こうとしている気持ちを大事にしたいと思う。

そして、こうした地域の課題に若者が取り組むことは地域にとってはもちろん嬉しいが、若者たちにとっても課題に気づき、解決策を探り、周囲の人と協働して解決に向けて取り組む経験は、今後の人生に役立つ力につながると思う。

☆教育長は、閉会のあいさつで「若者のパワーに頼もしさを感じますが、活動を続けるためには『楽しんでやること』が大事です。「無理して眉間にしわ」ではなく、「楽しく面白く笑顔で」取り組んでください」と話したが、彼らの活き活きとした表情を見ていたら、そんなことはとっくに分かっているようでした。