教193 感動を胸に新たなステージへ 中学校卒業式（教育長ブログ R4.3.10）

3月9日に3中学校、3月14日に2中学校の卒業式があり、教育長は3月9日の西紀中学校卒業式に参加した。卒業生答辞では中学校時代を振り返り、家族や先生達への感謝と仲間と一緒に過ごせたことの喜び、新しいステージへの挑戦が述べられ感動的だったじょう。

西紀中学校の卒業生33名は中学校時代ずっと同じクラスで過ごしただけに、余計にクラスの仲間への思いは強かったのだろう、多くの生徒が「このクラスで過ごせてよかった」とコメントしていた。卒業後の進路も県外の高校も含めて多岐にわたり、より一層別れの気持ちが高まっているようにも見えた。

答辞冒頭で、「お父さん、お母さん、家族の人、毎日たくさんの愛を与えてくれてありがとう」等と保護者や家族に向けて感謝の言葉が続くと、保護者席で涙ぐむ姿が多くみられた。

その後、悩んでいるときに励ましや激励で支えてくれた先生方に対する感謝や「これから一生懸命生きていくことを誓います」という新たステージでの活躍を誓う言葉が続く。

校長先生の、「これからの人生を前向きに、優しさを持って人の痛みが分かる人になってください。上手くいかないことがあっても、あきらめずリセットする力を持ってほしい」という暖かいメッセージも心に響いた。

後輩たちの心のこもった送辞や人数は少なくても一生懸命演奏する吹奏楽部、テキパキとマイクや式台の出し入れをする生徒の姿や会場にあふれる花鉢など、何やかやが影響しあって素晴らしく感動的な卒業式だった。

どの中学校でも細部に違いはあっても、同様の感動的な卒業式が行われると確信するが、その感動を胸に新たなステージへ元気よく羽ばたいていけ丹波篠山市の中学生。

☆入場・卒業証書授与・学校長式辞・送辞・答辞・退場など会場いっぱいに厳粛さと旅立ちにふさわしい感動が満ちた西紀中学校卒業式。