教198 多様な観点から議論 市議会弥生会議(教育長ブログ R4.3.22)

更新日:2022年03月22日

3月16日から18日にかけて第122回丹波篠山市議会弥生会議で会派代表や個人の一般質問があった。議会の一般質問はいつも緊張するが、議員の皆さんの独自の思いや背景から出てくる多様な質問内容は、教育分野から市政全般にわたって市民生活を豊かにする気付きやヒントにつながっているじょう。

 

今回の質問は代表質問が二つと、個人質問が11で計13人の方が質問された。質問内容は子育てから高齢者の安心まで、農業問題から市民サービスの向上、関係人口の増加策、道の駅整備、海外都市との交流、大阪万博まで多岐にわたっていた。

 

特に教育委員会に関係するものとしては、AI教材アプリの導入、新聞の活用、電子図書の導入など図書館サービスの充実、ふるさとキャリア教育の充実、福住の住之江の庭など歴史資産を活かしたまちづくり、待機児童の解消など子育て・教育施策の充実について多様な提案がなされた。

 

どの提案も「子育ていちばんのまち」「教育いちばんのまち」を目指す丹波篠山市にとって実現できれば有効なものだと思うが、それを実現するにはそれぞれ課題があって一朝一夕には行かない。

 

例えば、待機児童の解消にはこども園などの施設をつくるのも一つの方法だが、それには多額の費用や保育人材の確保が必要になる。本市では待機児童が出ている地域もあれば、村の子どもが少ないと危機感を持つ地域もあり、地域によって課題も異なる。

しかし、簡単には解決できなくても、地域型保育事業所など先行事例も研究して何とか解決策を探らなければならい。他のテーマでも同様に解決すべき課題や研究するべき事項は多い。

 

課題は大きくても、折角の提案や指摘を活かし、少しでも施策の実現につながるよう、様々な人の知恵や力を結集して前へ進みたい。


 

☆多くの議員の皆様の多様な観点から出される「一般質問」に、誠心誠意の答弁をする教育長。

議員の皆様、これからも新たな提案やお力添えを頂き、ご一緒によりよい丹波篠山市をつくっていきましょう。

弥生1

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