教202 年度をまたぐ 丹波篠山ひなまつり(教育長ブログ R4.3.31)

更新日:2022年03月31日

令和3年度が終わり、令和4年度が始まる年度替わりのこの時期に、2022年で8回目を迎える「丹波篠山ひなまつり」が市内各地で実施されている(開催期間令和4年3月20日~4月3日)。主要会場の一つ「篠山城下町会場」に飾られた、時をつむいできたおひなさまを見ながら、令和3年度を振り返り令和4年度に思いを馳せたじょう。

「丹波篠山ひなまつり」は、各地区の校区まちづくり協議会等が連携し、平成26(2014)年度から開催されている。観光活性化だけではなく、丹波篠山が守り継いできた節句文化を伝え、未来へと結んでいくことをねらいとしている(「丹波篠山ひなまつり実行委員会委員長あいさつ」より)。

 

教育長の家でも昔は、この地のひな祭りの日である4月3日に、お内裏様や三人官女・五人囃子などのひな人形を飾って、菱餅などのお供えをして祝ったものだが、子どもの成長とともにひな壇は省略され、簡素な略式飾りが出されるだけになってきた。行事は略されても、ひなまつりに込められた子供の成長を願う気持ちは持ち続けたいと思っている。

 

今回市役所から近い、「青山歴史村」や「安間家資料館」などを訪れ、時の移ろいを感じる雛飾りを見ながら、ゆったりとした時間の中で去年今年「こぞことし」(年度)に思いを馳せた。

初めての大役「教育長」を勤めさせていただいた1年だったが、自分の力不足故に教育委員会の仕事が十分に回らず、学校園をはじめとする諸施設、子ども達をはじめとする市民の皆さんにご迷惑をかけたのではないかという不安が先ず頭をよぎった。

 

しかし、部長や次長・課長をはじめとするスタッフに助けられ、子ども達や先生方など市民の皆さんの持ち前のパワーにも助けられ、丹波篠山市の自然や文化・人情等の持つ暖かさにも助けられ、例年のように活気ある教育活動ができたのではないかという思いと感謝の気持ちも湧いてきた。

 

今後も、このような本市の恵まれた環境への感謝の心は忘れず、しかしそれらに甘え過ぎることなく、冷静な判断と熱い心を持って全力で職務にあたっていかなければならいという覚悟も持つことが出来た。


 

☆丹波篠山ひなまつり「篠山城下町会場」に飾られたひな人形と稲畑人形(土のお雛さん)

ひな祭り1
お雛祭り2
ひな祭り3
ひな祭り4
ひな祭り5

伝統のおひなさまを見ながら、時の流れを感じ、去年今年の思いを新たにしました。

皆様の本年度の教育委員会並びに教育長に対する暖かいご支援に心から感謝申し上げます。来年度も精一杯取り組みますのでよろしくお願い申し上げます。

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