教55 多様な生徒 篠山鳳鳴高校(教育長ブログ R3.6.28)

更新日:2021年06月28日

この日は、1年生の「地域探究」の授業に市役所職員がゲストティーチャーとして参加した。観光・福祉などのテーマごとに担当課の若手職員が授業を担ったが、教育長は若手でもないけど後輩高校生と話したいと参加してきたじょう。

 

教育長が参加したグループのテーマは「教育」、中でも「どうしたら篠山鳳鳴高校の魅力を高められるか」という問題意識は市教委とも共通する。

 

「丹波篠山きらめき教育プラン」の冊子を使って丹波篠山市の教育のアウトラインや、独自の調査でつかんだ篠山鳳鳴高校の「良いところ悪いところ」等を説明した後、高校生との意見交換に入った。

 

「入学してから3ケ月、学校生活の感想は?」とのこちらの質問に、

「まだ良くわかりません」「普通」「良かった」「楽しい」等と答えてくれた。

 

「昔の鳳鳴と今の鳳鳴、変わったところは何ですか」と聞かれたので、

「よう知らんけど、鳳鳴高校の良さは有名大学進学者から就職希望者(別に有名大学進学が偉い訳ではありません)まで、優等生タイプからやんちゃな子まで(別にやんちゃがダメなわけではありません)、多様な人が集まっていることだと思います」と答えた。

 

的外れの答えだという問題は別にして、教育長が言いたかったのは「都市部では高校の序列化が明確で、各高校には一定層の生徒が集まる傾向が強いのに比べ、現実社会と同じく多様な層のいろんな人が集まる篠山鳳鳴高校はダイナミックに富み、学びや気づきもいっぱいある」ということだ。

 

その後の質問でも、

「教育長の給料はいくらですか」から

「テストの意味は何だと思いますか」まで質問の幅は広く、今でも多様な生徒が集まっていることが分かる。

 

同行してくれた今春同校から市役所に入ったF君も

「悔いのない高校生活を送ってほしい」とか

「市役所はいろんな仕事で市民のために働けるのが良い」とか後輩たちに熱いエールを送っていた。

 

今回の授業を受けて、市役所に入りたい生徒(先輩にあこがれて)や、教育長になりたい生徒(あんなお気楽でもやれるのならと思って)が増えたらどうしよう。

 

あっ、それはそれで別に困ることではないか。

高校1年生の皆さん、

今は多様な生徒が集まるこの高校でいっぱい活動してしっかり学び、自分の可能性を広げて行ってください。それと出来れば知り合いに篠山鳳鳴高校進学を進めてね。


☆自分が卒業した篠山鳳鳴高校で、熱く思いを語る教育長と同校出たての市教委職員。熱心に聞く生徒達。昔も今も、篠山鳳鳴高校での学びは深い。

授業の様子1
授業の様子2
授業の様子3
授業の様子4

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