教69 地域で育つ城東っ子 かやのみ幼稚園・城東小学校（教育長ブログ R3.7.16）

城東小学校に行くと、隣接する「かやのみ幼稚園」の園児たちが学校側の小川で川遊び、小学校の授業では一人一台パソコンを使ったり、名画が描かれたアートカードで共通点を探したりなど興味深い授業。地域のご支援で、ふるさと城東を誇りに思う子どもが育っているじょう。

かやのみ幼稚園の年少組17名、年長組20名が川遊びしている小川は、地域の人の田に隣接、畦には防草シートが敷かれ、土手はきれいに草が刈られている。きっと持ち主の方が子ども達のために整備してくださったのだろう。

園児たちは夢中になって生き物探しや、ごっこ遊びをしている。友達と力を合わせて探したり、捕まえたり、一緒に協力し合う楽しさを味わっている。

この自然の中での遊び、たかが遊び、されど遊び。多くの学びを得ているのは間違いなく、直ぐに何かの力に結びつかないかもしれないが、学びの栄養になっているのは確かだ。

換気のため廊下側の壁を開放した教室で行われている城東小学校の授業がまたどれも興味深い。

4年生は曽地川で見つけた生き物について調べてホームページを作ろうとしているし、5年生は手作りのラケットでボールをネット越しに打ち返すゲームにチャレンジしていたし、6年生は日本の浮世絵や西洋画のカードの中の共通点を見つけるという授業を通して名画に親しんでいた。

ある班で共通キーワードは何か聞いてみたら、「大まか」。教育長の肖像画があればそこに入るところだった。

☆学校に隣接する小川での水遊び。子ども達は自分で、友達と一緒にいろんな体験をしていた。

☆廊下側に壁のない教室で、さまざまな学びをする城東っ子。