教80 こう対応すればよかったのか特別支援教育研修会(教育長ブログR3.8.4)

更新日:2021年08月04日

篠山ロータリークラブに共催を頂き、大阪教育大学名誉教授の竹田契一先生に「発達に課題を抱える幼児・児童・生徒の特性理解と具体的な関わり方」と題してご講演をいただいた。竹田先生のお話から、発達障害の人が抱える困り感の一端を知り、教育者としての対応も学ばせていただいた。

発達障害にも、ASD(自閉症スペクトラム症)からADHD(注意欠如・多動性)、LD(学習障害)からDCD(発達性協調運動障害)等まで多様であり、彼らは「困った子」ではなく「困っている子」。
ADHD・ASD児は一枚のスライドのように瞬間・瞬間を生きるので、前後の流れを理解しづらく、突然過去の記憶がフラッシュバックすることがある。

説教・説得はだめで、本人に寄り添い具体的に教える。

教員の一言で救われる子どもがいる。

教員が発達障害の特性を理解して、しっかり関り達成感のある授業をする。

竹田先生の説明を聞いていると、これまで出会ったいろんな子どもを思い出し、「そういうことだったのか」「ああ対応してればよかったのか」等と多くの気づきを得ることができた。

これから今回の学びを活かし、世の中には多様なバックグラウンドを持ついろんなタイプの人がいることを忘れないようにし、一方的な対応や決めつけを止めて柔軟な対応と誰に対してもしっかりほめることを心がけたい。

そして、自分自身にも柔軟な対応と寛大な心で臨みたい(この部分は自分独自の解釈ですけど)。

多くの学びありがとうございました。

広義の様子8

☆大阪教育大学名誉教授の竹田契一先生をお招きしての特別支援教育研修会

発達に課題を抱える幼児児童生徒の理解を深めることができた。

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