教83 ぼけますからよろしく(教育長ブログR3.8.10)
丹波篠山市同協主催の人権映画会で、認知症の87歳の母を介護する耳の遠い95歳の父を実の娘が撮ったドキュメンタリー映画「ぼけますからよろしくお願いします。」を見てきたじょう。
映像関係を仕事にしている方で、父母の姿を映像に残すことを使命と考えられた方だからこそ残せた貴重な実録映画だと思う。
認知症や老々介護の生々しい実態を見て多くのことを考えさせられた。
人は老いていくということ。
家族や人の世話にならないと生きて行けなくなった時、自分はどうするだろうか。
きれいごとでは済まない壮絶な老いの日々。
大変な日々の中にも時折訪れるホッとする時間、自分の生きざまが問われる場面、絶望の日々、それでも生き続けなければならない人生。
この壮絶な現実を見て、いつものお気楽口はたたけないが、晩年にこの厳しい現実が待っているとしても、それまでは前向きに、後に人のお世話にならなければならない時が来るかもしれないから余計に、笑顔で少しでも人の役に立つことができればと思う。
☆市民センターで上映された「ぼけますからよろしくお願いします。」のポスター
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更新日:2021年08月10日