教84 なくてはならない施設 あさぎり苑（教育長ブログ R3.8.11）

私たちが日常の生活で使って汚れた水（トイレ・台所・お風呂等）が流れ込む下水処理施設で発生した汚泥を運び込んで、中間処理を行う施設「あさぎり苑」へ行ってきたじょう。

恥ずかしながら教育長は、これまで「あさぎり苑」の名前は知っていてもどこにあるか知らなかった。下水処理施設は直接的には教育に関係しないかもしれないが、自分たちの生活になくてはならないものを陰で支える存在に気づき感謝することは教育的に大切なことだ。

渡瀬瀬（イノシシ）橋を産高の方に曲がって直ぐの川沿いにある現在の施設は平成7年に建てられたが、瓦葺白壁づくりの景観に配慮した作りで一見するとし尿処理施設とは分からない。

しかし内部は最新の機能を備えていて、臭気、騒音、水質汚濁等の発生に対して細心の注意を払っており、意識して探さないと見つからないのは当然だ。

詳しい処理過程は理解しきれなかったが、あさぎり苑は汲み取り式トイレや仮設トイレのし尿を受け入れて処理する施設と下水処理施設で発生する脱水ケーキを搬入して乾燥した後、産業廃棄物として処分する施設の2種類が併設されており、どちらも市民生活には必要不可欠な施設。

  最近の暑さでシャワーの回数が増え、最近の加齢でトイレの回数が増えた教育長には、より必要度がアップした処理施設「あさぎり苑」。

施設にも、そこで働く皆様にも、心より感謝申し上げます。

☆施設入り口（篠山川沿いから）と施設外観（敷地内から）の写真

☆し尿・浄化槽汚泥投入室入り口とし尿・浄化槽汚泥投入口の写真

☆汚泥乾燥設備とし尿処理設備の写真