教307 生きがい働きがい キャリア教育出前講座(教育長ブログ R4.10.5)
県立篠山鳳鳴高校で市が主催する「キャリア教育出前講座~地元で働く先輩の話を聞こう~」が行われ、市内の企業で働く先輩や起業家、看護師や消防士ら15人の講師が1年生に、地元で働く生きがいや働き甲斐について熱く語っていたじょう。
この事業は、高校生に対し、地元で働く先輩から話を聞いて自分のキャリアについて考え、地元で活躍する若者を増やす種まきをしようと、丹波篠山市が実施しているが、生徒達は明日からの高校生活や大学選択も含めて将来について考える大きなきっかけになったと思う。
教育長が聞いた講話で印象に残ったものをあげます。
「大学は単位習得など卒業に向けてのサポートはしてくれるが、就職についてのサポートは少なく、自分で頑張らなければならない」
「大学時代にはいい出会いがなかったので、仲間もいる地元に帰ってきて就職先を決めようと思った。」
「大学で一回家を出るのは良いと思う。実家の有難さが分かる。」
「実際の大学生活は思っていたほどよくなかったが、何事にも想像と実際の間にはギャップがある。仕事も思っていた部署ではなくギャップはあったが、訪問先のご高齢の方に喜んでもらっている。ありがとうという言葉をよく聞くのがやりがいになっている。良いギャップもある」
「今の目標は、働いているとやりたいこと(買いたいもの)はたいがいできる(買える)のでそれをやることと、今の業務に関する資格を取ること。」
「みなさんも目標がないように思っていても、毎日学校に来ているだけでも、それを目標と言ってもいいほどがんばっているということ。気づいてないだけかもしれないよ」
「人は『今幸せだな』って思えるために生きている。(幸せの基準は)他人の評価ではなく、自分が決める。今回の先輩の話(生き方)を参考に、自分がワクワクする生き方に挑戦してほしい。今から冒険が始まる」
高校生の皆さんには、こうした話や生き方を参考に、自分の人生や進路についてよく考えてほしい。そしていつかはこの日の先輩のように、後輩たちに自分の生きざまを熱く語れるようになってほしいと思います。ご協力いただいた講師の皆さん、関係者の皆さんありがとうございました。
キャリア教育出前講座で先輩の話を熱心に聞く高校生1
キャリア教育出前講座で先輩の話を熱心に聞く高校生2
キャリア教育出前講座の全体会 この講演会をきっかけに自分の人生・進路について考え始める人も多い
更新日:2022年10月05日