教319 今こそ平和を 戦没者追悼式(教育長ブログ R4.10.28)

更新日:2022年10月28日

令和4年度丹波篠山市戦没者追悼式」が田園交響ホールで開催され、遺族ら約110人が参列した。ウクライナでの戦いが続く今だからこそ余計に、平和の大事さをかみしめ、反戦・恒久平和への誓いを新たにしたじょう

 

ロシアによるウクライナ侵攻が長期化し、世界各地においては現在も紛争が続いている地域は少なくない。

 

日本も明治から昭和にかけて多くの戦争に関わってきた。現在の平和は、内外の多くの犠牲者を出してきた反省の上に築かれてきたともいえる。

 

現代日本では戦後の平和な時代に生まれて、直接戦争を知らない世代が増えてきているが、今でも油断すると国際紛争に巻き込まれる危険は常に潜んでいる。

 

いったん戦争になれば、弱い立場の子どもはいろいろ犠牲になることが多い。学び続けることも難しくなるし、戦争が終わっても劣悪な環境は続き、子どもの成長には最悪な事態となる。

 

不断の努力を重ねて、かけがえのない平和を維持していかなければならない。戦争の犠牲になられた方々や遺族の皆さんの苦しみ・悲しさを繰り返すことの無いように、しっかりと平和への思いをかみしめ、行動していかなければならない。


 

☆教育長は市長とともに主催者側を代表して参加したが、個人的にも祖父が戦死しているので遺族でもある。これまでも市内外の慰霊祭や追悼式に参加してきたが、こうした機会に平和への思いを新たにすることは大事なことだと思っている。

戦没者追悼式1
戦没者追悼式2