教329 教科書を身近に学ぶ 市長学校訪問(丹南中)(教育長ブログ R4.11.16)

更新日:2022年11月16日

丹波篠山市立丹南中学校で行われた市長の学校訪問を見学した。小学校とはまた違い、中学校では教科書(中学社会「公民」的分野)と関連させながら本市の課題やまちづくりについて話をされ、中学生にとっては身近な話題から教科書を学ぶ貴重な機会になったじょう。

 

市長は先ず、教科書の項目でいえば「地方自治」を取り上げ、地方公共団体における市長(首長)と地方議会の役割を説明し、市長と議会は互いに緊張感をもってそれぞれの責任を果たしていくことが求められるが、信頼関係が大事と話された。

 

次いで、財政や市町村合併に触れられ、本市は1999年の「平成の大合併」の第一号として、4町(篠山町・西紀町・丹南町・今田町)が合併して篠山市(後に市名変更で丹波篠山市になる)が誕生した。その時、合併特例債を使って市民センターや中央図書館、チルドレンズミュージアムや水道事業など市民生活を充実させる事業を完成させたが、多額の借金を背負うことになり、現在も篠山再生計画(平成20年)で再建を進めているところと説明された。

本市の課題の進捗状況を説明した後、大きな課題の一つの「若い人の定着」に向け理解を求められた。

 

生徒たちは、うなづいたり手をあげたりしながら市長の話を聞き「私たちのまちづくり」について考え、『丹波篠山の時代をつくろう』『ふるさと丹波篠山に住もう帰ろう』という市長の呼びかけを身近に感じていた。


 

教育長も最後に「みんなの若い力で未来の丹波篠山をつくろう」「オー」というエールを送ったが、今回の会場が道場だったのに触発されて、つい昔やっていた柔道や空手の切れの無い技を披露してしまったのが余計だったかもしれない。

市長訪問1
市長訪問2
市長訪問3
市長訪問4