教355 あなたは何を書きますか? 大書院書初め大会(教育長ブログ R5.1.5)
日本の伝統的お正月行事である「書初め」が、この日に行うと字が上手になると言い伝えられている1月2日に篠山城大書院で行われたので参加した。新年の抱負や目標、祈願や努力を表す言葉を書くことが多い書初めで、今年あなたは何を書きますか?書初めを機会として、1年の目標や抱負を考えてほしいじょう。
平安時代の宮中行事に起源をもつといわれている書初めは、今でも多くの人に親しまれている。字の上達を願って行うものだが、何の字(語句)を書くかも大切です。
もちろん、先生のお手本を見て書くのもいいですが、「自分がこの一年何を目指して生きるのか」を、この機会に考えるのも意味のあることだと思います。
教育長も、参加した小中学生に交じって、一つは先生のお手本を見て、もう一つは自分で考えた今年目指したいことを書きました。
それは『日々是好日』(ひびこれこうじつ)という言葉で、これは毎日を良い日にするという意味があります。自分の生活の目標でもありますが、教育長という職責からは「丹波篠山市の子どもたちや市民にとって、日々を良い日(前進の日)にする」という目標も表しています。
生きて、生活や仕事をしていると、いろんな事件や課題が起こり、毎日を良い日にするというのは簡単ではありませんが、物事には何でもプラスマイナス両面があります。できれば物事のプラス面を見て元気を無くさないようにして、課題に向かっていきたいと思います。
さて、皆さんは今年の書初めに何と書きますか。エアー(仮想)書初めでもいいので、一度考えてみてください。
☆たまたま写真を撮らせてほしいと頼んだ中学生は、教育長のことを知っていると言い、教育長の写真も撮ってくれました。「こいつぁ新年から縁起がいいや」(笑)
☆教育長の今年の書初め。「日々是好日」「明るい心」
書いている言葉はいいと思うけど、習字の出来がいまひとつ。これはもう来たる「とんど」(どんど焼き、左義長)でしっかり燃やして、高く飛ばして字の上達を願うしかないですね。
更新日:2023年01月05日