教357 世界をあっと言わそう 丹波篠山市はたちのつどい(教育長ブログ R5.1.10)
令和4年度中に満20歳を迎えられる人を対象とした丹波篠山市「はたちのつどい」が行われた(対象者357人、出席者301人)。成人年齢の引き下げで、従来の成人式を「はたちのつどい」として、20歳を対象に実施するものだが、若者の前途を祝福するという趣旨は変わらない。閉会のことばで教育長はクイーンの曲にある「We will rock you」を使って、若者たちに「世界を震わせ、世界をあっと言わせる人生を」というメッセージを送らせてもらったじょう。
20歳の有志でつくる「丹波篠山市はたちのつどい実行委員会」が主催する会は、市長と市職員らによる面白劇団の市長メッセージや来賓祝辞、各中学校の先生によるお祝いメッセージ(動画)があり、最後は代表挨拶(今回はプロ野球の中森選手)や実行委員会紹介等があった。
先生方は口々に、「夢に向かって自分らしく」「人への感謝と友情を忘れず自分の道を歩んでください」「カッコイイ自分も、カッコ悪い自分も受け入れて」等熱いメッセージを送ってくださった。
閉会のことば担当の教育長は、同じ年度に生まれ、同じ地域で小中校時代を送った仲間が、一堂に会するのはそんなにないことなので、一体感を感じてもらいたくて、会場全体で手拍子足拍子を行った。
曲があった方が乗りやすいと思ったので、クイーンの『ウィ・ウィル・ロック・ユー』を流してもらい、「どん どん(足拍子) パン(手拍子)」の繰り返しをやってもらった。
舞台上には実行委員会のメンバーもやってきて、会場一体となって盛り上がった(と思った)。
参加者全体で一体感を感じて、そのエネルギーで各自の人生を力強く歩んでいってほしいという意図だ。
もう一つはこの曲の歌詞にある「We will rock you」のメッセージを送りたかったから。普通には「あなた(世界)を揺るがそう。世界を振るわせ、世界をあっといわせよう」と訳されるが、世界的に有名になることだけでなく、「自分も含めた世界の心を振るわせよう(ワクワクした人生を送ろう)」という思いを伝えたかったのだ。
本市で生まれ育った若者たちには、各自がワクワクした人生を送られることと、ご縁があれば丹波篠山市のワクワク(振興)にも力を貸してもらえることを心から願っています。
更新日:2023年01月10日