教359 待ち遠しかった給食 八上小学校(教育長ブログ R5.1.12)
令和4年度3学期の学校給食が始まった。丹波篠山市の学校給食は全国学校給食甲子園で最優秀賞(令和元年度)や優秀賞(令和2年度)を受賞するなど、味も栄養価も大変優れていて、子どもたちも大好きだ。中には給食が楽しみで学校に来る子どももいるほど。その大好きな給食が始まり、子どもたちの笑顔は、より一層広がっていたじょう。
学校によっては給食の開始日は異なる。教育長が訪問した丹波篠山市立八上小学校は始業式の次の日から給食が始まった。
学校に着くと、給食当番が教室とは別棟にある給食室まで給食や牛乳、食器を受け取りに来ていた。
教室に入ると、おかずを盛り分ける給食当番、久しぶりの給食に目を輝かせる児童、見知らぬ訪問者(教育長)に怪訝そうな顔をしながらも愛想よく挨拶してくれる児童など、生き生きとした明るい雰囲気に満ちていた。
中には教育長を知っていて(かつてPTAの行事で冒険指導をしたことがあるので)、冗談を言いながら話しかけてくる子もいた。
この日の給食は「とふめし・岩津ねぎ入り平天・七福なます・じゃがいも味噌汁」等の『ふるさとこんだて』。木綿豆腐・ごぼう・にんじん・油あげ等を醤油で炒めたものを炊き立てごはんに混ぜあわせてつくる「とふめし」は、口の中に自然の恵みが広がり栄養満点。
職員室に戻って、「今日の給食で子どもが楽しみなのは何ですかね」と聞くと、「給食全体を楽しみにしていますけど、デザートの『プチたいやき』が好きな子もいます」と言われるので、「ちょっと写真撮らせてもらっていいですか」とか言っていると、よほど欲しそうに見えたのか、校務員さんが自分の分を渡してくださった。(もらったから言うわけでないが)この温かさがより給食をおいしくしているのだろう。
学校に来る楽しみは、友達や先生に会うこと、勉強や行事など人それぞれだと思うが、給食を楽しみにしている子どもも多い。おいしくて栄養豊かな給食をいっぱい食べて、元気いっぱい活動し、身も心もいっぱい成長してほしい。
この魅力いっぱいの給食に関わっていただいている栄養士や調理員、配達員など学校給食センターの皆さん、校務員さん、教職員の皆さん等、すべての皆様に感謝申し上げます。
更新日:2023年01月12日