教374 祭りのあと かやのみ幼稚園・城東小学校(教育長ブログ R5.2.6)

更新日:2023年02月06日

2月3日の節分の日に、同じ敷地内にある、かやのみ幼稚園と城東小学校に赤鬼と青鬼が現れ、子どもたちから豆まきで追い払われたらしい。その節分祭(豆まき行事)が終わった時分に駆け付けた教育長が見たのは、「祭りのあと」にも関わらず、元気に後始末をする子どもたちの姿だったじょう。

豆まき1
豆まき2
豆まき3
豆まき4

校長から、2月3日の午前中に丹波篠山市立かやのみ幼稚園と城東小学校であった「豆まき」の写真を送ってもらった。小学校でも幼稚園でも「鬼は外」「福は内」と、盛り上がった様子がよく分かる。

 

事前に豆まきが行われる時間は聞いていたが、予定があってどうしてもその時間には行くことはできなかった。それでも鬼が去った後の子どもたちの様子を見たいと、少し遅れて駆けつけた。

 

普通は「祭りのあと」と言えば、祭り(興奮)が終わった後の静けさや寂しさの状態をいうが、子どもたちは「鬼とした約束」をかみしめたり、残った豆まき用の豆を炒って食べる準備をしたりと、しんみりというよりはしっかりと祭りの後を過ごしていた。

 

教育長が幼稚園に着くと、早速園児たちが駆け寄って来て、鬼と交わしたという約束の紙を読んでくれた。

一はやね・はやおき・あさごはん

―しっかりあいさつしよう

―ともだちとなかよくあそぼう等

 

「鬼さんとした約束守れますかー」と聞くと、みんな元気に大きな声で「ハイ」と答えてくれた。帰り際には、キャップに教育長の顔を書いてプレゼントしてくれたり、手を振ってさよならをしてくれたり、来園者を喜ばせてくれた。

 

小学校2年生の児童は、調理室で豆をフライパンで炒っていた。この豆は自分たちで育てたもので、豆まきに使った残りは炒って給食の時に食べるという。


 

どちらも「豆まき」という祭りの後も、しっかりと豆まきの後始末「祭り(行事)を活かした行動、祭りを通した成長」ができており、こんな「祭りのあと」はすばらしい。

豆まき5
豆まき6
豆まき7
豆まき8
豆まき9
豆まき10