教375 共に成長 丹波篠山市中高野球教室(教育長ブログ R5.2.7)

更新日:2023年02月07日

丹波篠山市内の高校と中学校で野球部に所属する生徒たちが参加する、丹波篠山市中高野球教室を県立篠山産業高校グランドで開催した。主として教える立場の高校生にとっても、高校生の溌溂としたプレーに触れ熱のこもった指導を受ける中学生にとっても、共に成長する貴重な機会になったじょう。

 

2018年の「高校野球200年構想」で示された、高校生と中学生の交流事業は兵庫県下では実績がなく、多くの協力者の支援を受けて、本市において今回初めて実施された。本年度丹波篠山市のスポーツ振興官となった長澤氏(篠山産業高校硬式野球部監督)も熱のこもった指導で、中学生・高校生を指導していた。

 

市内にある県立篠山産業高校硬式野球部・県立篠山鳳鳴高校硬式野球部と篠山中学校野球部・篠山東中学校野球部・西紀中学校野球部・丹南中学校野球部・今田中学校野球部の1・2年生61名(当日欠席あり)が一堂に会した。

 

開講式で県高等学校野球連盟の高橋理事長は「現役・未来の高校野球球児が一緒になって野球を楽しんでほしい」とあいさつされ、高校生を代表して、篠山産業高校の大槻主将は「中学生の皆さんには、野球の楽しさ、高校生の真剣さや力強さに触れて、丹波篠山の野球を共に盛り上げていきましょう」とあいさつした。

 

中学生代表西紀中学校の北尾主将も「たくさんアドバイスをもらい、充実した一日になるようにしたい」と話していた。

 

それからグランドいっぱいを使って、素振り・ティーバッティング・フリーバッティング等の打撃練習やキャッチボールなどの守備練習、トレーニング紹介等の講習が行われた。

 

長澤監督の全体指導を受けて、高校生が中学生に具体的な指導や助言を行い、他の指導者や多くの報道関係者・保護者が見守る中、中学生はかけがえのない学びの機会に必死で頑張り、中学生の頑張りに刺激を受けて、高校生も元気に活動していた。


 

かつて高校野球部の部長を務めた経験はあるとは言え、野球に関して素人同然の教育長の出る幕はなかったが、これまで何度か教育長のがんばろうエールを見ている篠山産業高校大槻主将が開講式あいさつの最後に「オー」と拳を挙げたり、力強い言葉で大勢の前で話したりと、彼の成長や他の高校生の教えぶりにも成長が感じられ、嬉しかった。

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