教379 あこがれの連鎖 三宅剣龍賞・みどり賞表彰式(教育長ブログ R5.2.14)

更新日:2023年02月14日

丹波篠山市の三大表彰(他は善行者表彰、功労者表彰)の一つとされる三宅剣龍賞・みどり賞の表彰式があり、文化・教育・芸術・スポーツ等の分野で活躍された個人や団体を表彰した。受賞者の皆さんは、その道の先輩にあこがれ精進して優秀な成果をあげられ、その打ち込まれる姿が後進のあこがれになる。こうしたあこがれの連鎖が本市の文化・教育・芸術・スポーツを振興するじょう。

 

令和4年度の三宅剣龍賞(書道家として有名な三宅剣龍先生の功績をたたえ、その御意志による基金を活用して、書道その他の文化の高揚に寄与した方を表彰する)は2団体、3個人へ、みどり賞(教育的な見地から見て、成績・功績・貢献・奉仕・社会づくり等で顕著な実績をあげた個人、団体を表彰する)は5団体、12個人へ授与した。

 

具体的には、舞踊・俳句・音楽・書道・ソフトボール・ホッケー・観光甲子園・社会共創・水泳・レスリング・サッカー・太極拳・農業クラブ鑑定競技・税の作文・社会を明るくする運動作文・ソフトテニスマスターズ競技等、実に多彩な分野で、長年にわたって、あるいは本年度特に実績をあげられた皆さんだ。

 

夫々の方には、今回の受賞者を導いてくれた先人や先生、一緒に活動する仲間がおられ、後に続く後輩や、受賞者の姿に魅かれて今後同じ道に進むであろう人たちも出てくるに違いない。

 

今回の受賞者の一人で農業クラブ(全国の農業高校の生徒が加入する)の全国大会農業鑑定競技で優秀賞を受賞した篠山東雲高校3年生の森田一志さんは、同校出身で現在同校で教えている先生にあこがれて、先生と同じ大学に進学し卒業後は農業の先生を目指すという。

 

これこそ、あこがれが力を発揮した好例で、きっと彼にあこがれて、彼のようにがんばりたいと思う後輩も出てくるだろう。こうしたあこがれの連鎖で、篠山東雲高校、農業教育が盛り上がっていく。

 

このようなあこがれの連鎖が、他の受賞者、他の分野でも起きていく。今回の受賞がその弾みになることを願っている。


 

☆教育や人の成長には、「あこがれ」や「感化」が最も効くというのは教育長の持論だが、教育長が今回の授賞式でもやった「大笑い」や「がんばろうエール」にあこがれて、後に続こうという人は出てくるかはわからない。

みどり賞1
みどり賞2
みどり賞3
みどり賞4
みどり賞5
みどり賞6