教387 心のこもったあいさつ 味間小学校あいさつ運動(教育長ブログ R5.3.3)
味間地区ではまちづくり協議会や学校、シニアクラブや保護者等が協力して、あいさつ運動に取り組まれている。毎月第3木曜日の「あいさつの日」(3月は変則的に2日に実施)には、集団登校の集合場所や(こども園・小学校・中学校)校門前や交差点などに地域の方が立たれる。長年あいさつ運動に取り組んでおられる「たんぽぽの会」の方から、良くなってきた味間小学校子どもたちのあいさつの様子を見に来てほしいという依頼を受けて見に行った。しっかりと相手の目(顔、存在)を見て、心のこもったあいさつをする子どもたちの姿に感動したじょう。
朝の7時30分頃から登校してくる子どもたちは、どの登校集団も自分たちから先に校門前に立つ教育長や地域の方に「おはようございます」のあいさつをしてくれる。
多くの子どもが相手の目や顔を見て、相手の存在をしっかり意識して大きな声であいさつしてくれる。手を振ったり笑顔を向けてくれる子どももいる。
中には、立ち止まって「誰ですか」「この模型(工作)を見て」等と話しかけてくる子もいた。みんな元気で活気がある。
小学校校門前(味間小学校では3か所)に立たれている方と話すと、「いつも立っていると、だんだん話しかけてくる子が多くなる」「顔見知りが増えて、あの子は野球をやっている子などと分かるようになる」「子どもたちに元気をもらってます」等と語ってくださった。中には集団登校が終わっても、「(一人遅れて登校してくる)あの子が来るまで待っています」と話される方もいた。地域の方の子どもたちへの愛情を感じる。こうした愛情に包まれて子どもたちは心豊かに育っていく。
この地域のあいさつがよくなっているのは、こうした長年にわたる地域・学校あげてのあいさつ運動の成果だと思うが、2学期後半には児童会も「校内あいさつ運動」を行うなど、子どもたち自身の意識の向上も大きい。
☆心のこもったあいさつの輪を市内全域に広げていきたい。
更新日:2023年03月03日